わがままファッションガールズモードをクリアしました

このゲームの話、同年代女子以外に通じるのかわかりませんが……わがままファッションガールズモードというのはDSの服屋経営ゲームで、世界一の店長を目指すのが目標です。昨日無事世界一の店長になったので、感想を書いておきます。

コーディネートより経営を学ぶゲーム

ゲームの流れとしては、展示会で16ブランドの中から服を仕入れ→お店でお客さんに販売→収入ゲット→また展示会に……という感じです。自分のキャラを着せ替えたり化粧したりもできます。

コーディネートがメインのゲームではあるんですが、ひとつのブランドで揃えれば割とありえないコーディネートでも「え~すごい!あなたって天才!!」みたいな感じでお客さんが褒めてくれるので、これでコーデが学べるかというと若干「?」でした。でも確かに「和テイスト好きな人はエスニック系も好き」とか、そういうジャンルのなんとなくの繋がり的なものはわかるかもしれないな~と思いました。あと色をある程度揃えるとかね。まあ揃えなくてもブランドが揃ってれば喜ばれるんですけど……。

問題なのは経営です。現実ではロリータ服を買いに行こうと思ったらEMODA(ギャル服ブランド)ではなくメタモルフォーゼ(ロリータ服ブランド)とかに行くと思うんですが、このゲームではEMODAに「ロリータ服をくれ」という客が普通に来ます。お店の内装を変更すると「仕入れしやすいブランド」が変わるので、客層という概念はあると思うんですが……。まあ一応他の客は少なくはなるんですけど、全然0ではないんですよね。なのでそういう客のためにも、それぞれのブランドから均等に服を買わなければいけません。あと「キャミソールが欲しい」とかピンポイントで来る客もいるので、なるべくアイテムも偏りがないように買う必要があります。最初はお金がないのでかなり大変でした……。ただ、途中で客が悩んでいる時にうまく押し売りする方法を学んだので、どんぴしゃなアイテムがない時は無理やり好みじゃないやつを「似合ってますよ」って勧めて乗り切りました。これで結構楽になりましたね。現実の服屋さんへの信用が失墜する弊害はありましたが……。

もうほんと売りながら詐欺師の気持ちになるんですよね、「お客様お似合いですよ~」とか言うんだけど全然似合ってないし、勧めたアイテムだけ浮いてるし。それにおすすめ聞かれたら迷わず一番高いものを勧めちゃうんですよ。高いな~って粘ってても「素敵でしょ?」って押して買わせるし……世界一の店長、マジで最低です。しかもロリータとかゴスロリとかぱっと見で好みがわかりやすい客の方が悩まなくて済むことに気づき、途中から路線変更して、00年代を彷彿とさせる鬼ギャルがロリータ服屋の店長をやってるっていう謎の現象が起きてました。途中でロリータ服ブランドの人がコラボの話を持ち掛けてくれて快諾したんですけど、先方は「え、なんでギャルがロリータ売ってんだろ」って絶対思ったと思います。でも初期設定でガングロにしちゃって変えられなかったから……ガングロロリータはちょっとなんか違ったのよ……

ていう感じでした。突っ込みどころ満載だけど面白いゲームです。ちなみに全クリすると別の顔で同じ店の店長がやれるので、今はマリスミゼルのMana様みたいな顔にしています。楽しい!

良いゲームでした。今日はいよいよドラクエⅤに手をつけましたが、ビアンカがちょっとお姉さんなの、"わかり手"すぎるやん……という気持ちに……頑張ってクリアします。ではまた書きます。