阿寒湖温泉レポート♨

  • お盆最後の2日間、阿寒の鶴雅に行ってきたのでレポートします。
  • まずお部屋について。なんかフロアというかゾーンというか……がいくつかに分かれていて、アイヌモチーフの部屋に泊まったんだけど、部屋は普通にきれいで、ゾーン内?に足湯がついていてよかった。他にお客さんもいなかったっぽくて、ちょっと空いた時間にスマホいじりながら足湯に浸かるという贅沢体験ができた。値段の割に部屋はふつうだった気もするけど(アイヌモチーフということで意匠は凝っていたが広さ的にはまあ普通だった)、足湯代だと思う。

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左のベッドにダイブした形跡がありますが気にしてはいけない

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これは足湯。滞在中はいつでも使えてよかった

 

  • 温泉について。1階と8階に大浴場があり、8階は屋上露天風呂で、男女で時間交代制になっている。記念日で泊まったのでシャンパン付きコースにしたが、都合によりフルボトルをほぼ1人で飲み切ったので翌朝二日酔いで死んでいて、朝はあまり時間がない中で入ったけど、自分的には8階の方が良かった。1階も広くていろんなお風呂があったけど、露天風呂は屋上の方がよかったな。でも1階の露天も湖がすぐそこに見えて良かった。屋上は景色を見ながらまったり休めるスペースがあって、時間があったらな~と思った。あと風呂場にリファのドライヤー(超高い)が置いてあって凄かった。ただ使い方がよくわからなくて結果的に髪が最悪に絡まって終わった。
  • ご飯について。出発が遅くなってしまったため昼ごはんも遅くなり、今回の旅は全体的にさして腹が減ってない状態で夜・朝のバイキングに挑むことになったけど、豪華ながらまあこんなもんかとも思った。腹が空いていないから「本当に食べたいものだけを食べよう」と思って挑むんだけど、本当に食べたいものって実はそんなに多くないのである。気になるものを取ると「あれ、もう終わり?」という感じもあった。あと必然的に白米は取らない方向で考えるから、いつも食べてしまいがちなご飯のお供とかを取らず、結果として「なんか品数が少ないな」みたいな気分になってしまった(本当はすごく多い)。広くて分散しているのでハナから全て取ろうという気になれず、自然と厳選してしまうのも一因かもしれない。まあしかし今回の敗因については「お腹が空いていない」に限ると思う。でも食材は本当に豪華で、海鮮が多かったけど、その辺のビュッフェで出てくるのとは桁違いに具が豪華で、夜ご飯にはボタンエビのお刺身とか並んでいて本当にびっくりした。エビとカニならエビ派なので嬉しかった。お腹が空いていたら海鮮丼したかったなあ。あとローストビーフもおいしかった。あれはローストビーフ丼にしたいおいしさだったのに悔しい。また昼に食べたのがわかさぎ天ぷら丼(ハーフ)とニジマスいくら丼(ハーフ)で、まあまあ重い上に14時くらいに食べてるのでそりゃ腹が減るはずがない(夕食は18:00)。リベンジしたいところだけど、同じホテルのご飯ラインナップってそんなに大きく変わるものでもないから、2回目行くと結構「既知の世界だな」と思ってフーン感が強まるんだよなあ。もったいなかったですね。ちなみに朝ご飯は北海道ではおなじみのいくらがあったので海鮮丼にして食べました。おいしかった。そういえば夜ご飯に出てたブルーチーズにハチミツ掛けたやつとリコッタチーズにドライフルーツ混ぜたやつがありえんうまかったので次行ったら延々とそれ食べます。ワイン飲みて~。

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    盛りつけのセンスのなさが光る

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    これは朝ごはん。卵が好きなので卵料理多め
  • 観光について。阿寒といえばアイヌと言いつつ、調べたところ現在アイヌの方が住まわれているのは胆振とか空知辺りの方が多いそう。知らなかった~。確かにウポポイってその辺ですね。自分はアイヌ文化に結構興味関心があり、主に「文様がかっこいいから」とかそんな理由だけれども、自分の祖先は本州から来た人なので、和人がアイヌにしたことを思うと、アイヌの文化を知り、後世に伝えていく手助けをする(つまりアイヌ文化関連のものに金を払う)必要があるとも常々思っている。だけど観光資源として利用することの是非については大学時代から折に触れて思いを馳せていて、今回もアイヌの古式舞踊などなど見てきたけど、鶴雅もそう、結局アイヌ文化に商業的価値を見出せなくなったら誰も取り上げなくなってしまうのかなと思うと、文化の価値を商業的側面のみで測るようなことをしていいんだろうかと思ったりもする。
  • その一方で、お盆から少し外れていたとはいえあんなに閑散としていてやっていけてるのだろうか……とちょっと心配に思ったりもした。助成金とか出てるんだろうか。

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    アイヌコタンの写真スポット


  • アイヌについてはこんな感じ。あと阿寒湖のモーターボートに乗ったんだけど、アクティビティ!!って感じで楽しかった。阿寒湖きれいだったな~。マリモってもう世界中で阿寒湖にしかないんですってよ。それも阿寒湖の限られた区域にしかいないらしい。正直絶滅する日も近いのかもな~と思ってしまった。スーモってやっぱマリモモチーフなんかな?

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    The 風光明媚
  • あとはニュー阿寒ホテルの屋上にある天空ガーデンスパも良かったです。ここに関しては鶴雅よりもよかった!湯浴み着か水着を着て入るタイプの混浴風呂(ほぼ温水プール)で、ぬるめなのでゆったり入れました。夕方とかも気分良さそうだな~。ただ女性客3人組に執拗に絡んでいる中年男性がいてめちゃくちゃキモかったですが……。家族説もあるけど家族には会話に愛想笑いでしか返さないあの感じしないと思うんだよな。気の毒だったけど何もできず申し訳なかった。こういう施設にはつきものかもしれないけどほんとああいうのなんなんだろうね。いったい誰が温泉に来て知らんおっさんと喋りたいと思うの?こちとら金払って温泉に入るというサービスを受けに来てるわけでオメーと喋りに来てるんじゃねーんだよ、背中向けられてる時点で察しろバカ。と思いました。

というわけで阿寒レポートでした。長くなってしまったけど阿寒湖は比較的住んでいる町からも近く、最悪日帰りでも行ける距離感なので良いな~と思いました(ただし夜走る場合鹿は怖い)。次はカヌーに乗ってみたいですね☺

ではまた書きます、おやすみなさい……