スシロー

 

今日3週間ぶりにスシローで寿司を飲んできたんだけど、スシローが本当に好きだ。軍艦の半分がきゅうりで隠されているためにいくらはちょっとしか乗っていないし、よく寿司が横転事故を起こしているけど、しゃりしゃりの状態で出てきたことは一度もない。そこにおいてわたしはスシローをめちゃめちゃ信頼している。

かつてはま寿司に行ったときに結構な確率で寿司がしゃりしゃりしていて、あれは許せなかった。あれはマジで許せなかった。わたしの生きている中での許せないランキング、「寿司がしゃりしゃりしていること」はたぶん7位くらいには入ると思う。それなのにグルメ系回転寿司に行っていいお値段出しても結構しゃりしゃりしていることあったりするので、「世の中的に許せないレベルはしゃりしゃり<横転なんだな」と思った。

スシローで一番好きなのはウニなんだけど、正直寿司よりも「タッチパネル方式」を強烈に愛している。スシローに行くときはたいてい母と二人きりで、カウンターに入るので1人1パネル所有することができてかなりいい。自分のペースで頼めるし、他人がちゃんと見ているかどうか確認する必要がない。職人さんもいないので「すみません」と声を掛ける必要もない。父と三人で行ったときはみんなで1パネルだったので「もう見た?次行くよ」の確認が必要で充足感がかなり下がった。あとカウンターで黙々と食べるおじさんたちが点在しているあの雰囲気もかなり味があっていい。子どもが騒いでいると(わかるよ、ここはテーマパークだよな)という気持ちになる。彼ら彼女らがスシローのテーマパーク性に惹かれて騒いでいるかどうかは知らんが。

街のお寿司屋さんにもタッチパネルのところあるけど、あそこは高いのでそういう意味での精神的ブレーキがかかってよくない。スシローは無限に食べても絶対に1人2000円かからないので、本当に強い。あと絶対に親と行くのでそういう意味でもブレーキが皆無でいい。スシローを愛している。でもスシローの裏側で何が行われているかわからないので、絶対に働きたくない。働いたらもう、スシローの寿司を愛せなくなってしまうかもしれないから…(完)