なんか最悪な感じ

こんばんは~焼鳥ぢゃんです。

高校の同級生と飲みに行ってきたんですが、その人と同じ大学に通ってる別の同級生の話を色々聞いてなかなかつらかったです。なんか遊んでる時は「ヒィェ~~~」と思いながらも楽しく過ごせたけど、帰ってきてから考え直して爆鬱になっています…。爆でもないですけど。そういえば彼と同じ大学に通ってる別の友だちと会わなくなったのも、他者に対して思いやりのない人の話を延々と聞くのが辛かったからだったな。単純につまんないというのもある。

まあなんか、要は大学デビューの話でした。出会い系アプリで女と寝まくる、金がないから出会った女の家を転々とする、合コンやって相手が好みじゃなかったから(今日遊んだ相手は「ブスだったから」と形容していたが)こっそり帰る、とか、そんなやつでした。クソダサいね~で唾棄すべきものなんだけど、なんかこう、胸が痛くてね…。出会い系で会ってるんだからその100人の女性は誰でも良いから寝たかった人かもしれないし、合意の上なら良いし(良いしって、うちが判断することじゃないけど)、その人は毎回別の人とじゃないとできないタイプなのかもしれないけど、わざわざ吹聴するということは少なくとも「女と寝れば寝るほどすごい/かっこいいという価値観」を持っているであろうということで、ああ…となった。一緒に飲んでた友だちが「大学生なんてそんなもんでしょ」と言ったのも、久々に音声で聞いた「ブス」という言葉も、なんか悪い意味で新鮮すぎて、ちょっとつらかった。ああいう時の言葉にできなさ、なんなんだろうなあ…。ジェンダー的な話もちょろっとしたんだけど、焼鳥はフェミニストなの?と聞かれて、堂々と「フェミニストだよ」と言えなかったのもつらかった。フェミニストですと言えるほど知識がある自信も、ぶっ叩かれる覚悟もなかった。本当はぶっ叩かれる覚悟なんかいらないはずなんだけどさあ。フェミニストですと名乗った瞬間に目の前にいる男の人が豹変するかもしれないみたいな恐ろしさが根本にあって、面と向かって問われるといつももごもご言ってしまう…。社会構造由来の悩みを減らして健やかに生きたいと願うと人にぶっ叩かれるってどういうことやねんって感じだけど。

焼鳥はなんかお花畑だよね、性善説ベースで生きているよね、と言われたのも、なんだかな~だったな。でもそうかもしれないなあ、疑ってかかることはたくさんあるけど、最後には相手を信じている気がする。まだそれによって自分自身がとびきり痛い目に遭ったことないからだと思うけど、でもその痛い目の具合によっては再起不能になりうるわけで…。難しいなあ。

「お前なんか誰も性加害しねーよ」的な文脈の言葉を投げ掛けられたこと、今日含めてこれまでの人生で何度もあって、今まではその価値観を内面化してナンパ困るツイートを自慢と受け止めてケッとか思っていたこともあった。痴漢とか強制わいせつとかは別に美人だけが遭うわけではないって大学入ってから本か何かで学んで、他人事じゃないって意識で2年くらいから過ごしてきて、でもまた今日「お前なんか」的なことを言われて(確認してないから本当はそういう意図じゃなかったのかもしれない、その場で怒るべきだったんだろうか)、本当は何が正しいのかよくわからなくなった。事実と人々の認識は別物で、信じるべきは事実だけど、「きみの考え方は少数派だと思うよ」みたいなことを二人しかいない状態で目の前にいる人に言われると、結構足元が揺らぐな、と思った。普段一緒にいる人たちやこれまで一緒にいた人たちの中に、少なくとも大っぴらにそういうことを言う/やる人はいないと認識してるんだけど、本当に本当に少数派だったとしたら、これからの人生って…と思っちゃってなんかマジで無理。

過敏になりすぎなのかなあ。なんかもう嫌だな…なんかもう嫌だなとなった会でした、友だちのことは別に嫌いじゃないですが。そんな感じです…みんなその辺のことどうしてるんだろう。そもそもそんなこと気にしないか…わかりません…では、また書きます…