01.07 20:22 四文屋にて

12.23、と打ち出して自分はまだ12.23に取り残されていることを知る。キンミヤの梅割が効かない。21歳のネイリストはとても上手で、店長と思しき人がいなくなった途端メンパで飲みまくっていた話をしてくれて面白かった。若い女の子と偉い人の目を掻い潜ってする内緒話の楽しさと、その時間の甘やかさよ。ビールが飲めないというので酒が飲めない子なのだと思っていたら「テキーラ何杯飲んでも二日酔いにならなかったのに」という言葉が飛び出して驚いた。彼女も急に酒が弱くなったらしく親近感。美しくなった自分の爪を見てうっとりする。今日これからあむちゃんとお別れする、怖気付いている感じがする。恐ろしい。次の推しはメンパで見つけます、と笑って出てきたが私がメンパなんか行ったら大変なことになるだろう、確実に風俗堕ちだ、ホストでもないのに。

四文屋で1人イエモンのRomantist Tasteを聴いている。ラブポーションで強引にシャドウって、どういうこと?あむちゃんもイエモン好きだったよなあ。つらいよとても、すべてが。あむちゃんがいなくなることも、さっき年下の女の子に対して「酒が飲めないのだろう」と少し「私は飲めます、いえいえ、でも本当は飲めないのですよ」と謙遜した大人風に振る舞ったことによりなんだか後々恥ずかしい気持ちになったことも、今全てがおそろしく、つらく、絶望的だ。

P.S.私はハツが好きだ。動物の心臓が好きなところも私の原始人性を一層高めていると思う。両隣の女がタバコを吸っている。私もタバコが吸いたいし、泣きたい。