愛と文化と自己肯定

クラブでこの文章を書いている。四つ打ちは思考を鮮明にさせるなあ。久々にきちんと酔っ払っていて楽しい。これをずっと求めていたのだ。空きっ腹にきつい酒をぶちこむこと、途中でalc.9%の酒をぶちこむことが必要だったのだとわかった(代償として帽子はなくしたが)。

最近ようやく他人の幸せを素直に喜ぶことができるようになった。相変わらず知らない人の幸せそうなツイートは即ブロックしてしまうが、近しい友人の恋の実りや成長への一歩は純粋な心でおめでとう!と言えるようになった。今まではなんとなく複雑な気持ちがあったけど、基本素直に祝えるようになったし、よかったねえ、と涙が滲んでしまう瞬間さえある。徳光和夫化が進んでいる。

大学に入ってからマイルドヤンキー化したのかよくわからないけど、友だちに仲間意識を持つようになったというか、今までよりもずっと大事に思うようになったし、心から好きだなあと思える人が増えた気がする。

やっぱり彼氏ができたことによる精神安定効果がバカでかそうで、常時プロアクションリプレイ状態になっているんじゃないかという不安に苛まれる。プロアクションリプレイってのはDSとかでチートプレイができるやつのことだ。あれ、それはワザポンだっけ?プロアクはエミュレータソフトだったかもしれん。まあとにかくこの正のステータス異常状態を常と思ってしまいそうで怖いということだ。酔っ払ってるので許してください。

彼氏がいることによって色々と制限されることもなくはないけれど、基本的には自分のことを半ば絶対的に肯定してくれる存在がいるというのは精神安定に大きく寄与している。その安心感は一時のときめきなんかよりもよっぽどわたしにとって重要なもので、何よりも大事にしたいものだ。目新しさに惑わされないこと、これは常々自分に言い聞かせていることである。自立した女になりたいので依存しないように気を付けたいが、どこからが依存でどこからが依存でないのかわからない。「好き」の根底にねじくれたロジカルが木の根のように張り巡らされていることを強く感じる。もっと単純に、安直に生きたい。

 

のろけが書きたかったのではなく、club-DTM勢がすごいなと思った話を書きたかったのだ。riraさんもハナカミくんも超かっこよかった。囲碁をやっていたときも思ったが、すこぶる上手な人ほどその上手さをひけらかさなくてすごい。riraさんもハナカミくんもいつも優しくお話してくれてマジで嬉しい。正直なところ詳しくないのでプレイに関する詳細なうまい/うまくないはよくわからんのだけど、聴いていてフウ〜!と思うんだから上手なんだと思う(信憑性のないコメントで申し訳ない)。わたしはクラブが好きだし、クラブミュージックが好きだ。みんなが思い思いに踊っているのってなんだかすごくきれいだと思う。あ〜なんか人間活動って美しいなあ、みたいなことを感じる。"カルチャー"なのだ。カルチャーは人間にしか産み出せないもので、それってすごく素敵だよなあ。

 

酔っ払っているからか全然整合性のある文章が書けないけど、とにかく精神安定は大事で、クラブは美しくてカルチャーがgoodでみんなラブ!ということです。小さい頃のわたしは何を見ても「だいすき!」と言ってたらしいけど、割と今もそんな感じである。ただ違うのは、その「だいすき」に気持ちが入ってるか否かってことだ。(完)

 

P.S.PATANICAさん(だと思うけど……)が煙草吸いながらVJやってて超かっこよかった。やっぱ煙草ってのはセクシーだなあと思った。肺が黒くならないならうちも吸いたいが、健康を気にしながら煙草吸うのはどっち付かずでダサい。悩ましい。