女性はなぜ理不尽に恋人を振るのか
女の子がとても些細な理由で残酷に男の子を見限った話は随時募集しております。僕のメンタルヘルスのために。
— ジロウ (@jiro6663) 2019年6月12日
これ、割と軽い気持ちで読み始めたんだけどめちゃめちゃ面白くて、「なぜ女性は感覚的な理由で付き合っている人のことが"無理"になり、振るのか」ということについて考えてみました。
なお、わたしは女性で男性の付き合っている相手の振り方がわからないので、そこに関しては以下のツイートを参考にし、最後に比較しています。
男が女の子を見限るときの理由はだいたいとても打算的かつ保身的で、そこには詩情も自由もない場合が多いので聞いていてもとくに元気でないのです。
— ジロウ (@jiro6663) 2019年6月12日
あと、これは「男性の一部」「女性の一部」の意見であって、すべての男性と女性が該当するわけではないと思います。長いので「男性」「女性」と表記していますが、この文章がすべての人々に該当するとは思っていないということを一応書いておきます。
事例が多すぎてすべては追えなかったのと、個人的には「些細でないだろう」と含まれることも多々ありましたが(感じ方なので厳密に分けるのは難しいでしょう)、ざっくり分けると以下のように分けられると感じました。
- 突発的に無理型(完全感覚型)
- 男性に『男性性』を求めるが故に無理型/男性の過度な『男性性』を垣間見て無理型
- ダサくて無理型
- 生来の習慣が無理型
- やる気満々で無理型
おおむねこんな感じだと思います。ひとつひとつ見ていきましょう。
突発的に"無理"型(完全感覚型)
例
・リュックにおまもりをつけているのが無理
・「猫舌」の発音が「ヒマラヤ」ではなく「靴下」なのが無理
・私服時の靴下が白なのが無理
色々ありましたが、ここら辺は事例によってわかる人/わからない人が二分化されると思います。理屈などはなく、完全に『感覚』のみで無理になってしまう感じですね。
ただ本当にこれだけで冷めたわけではなく、垣間見える「ダサさ」とか「合わなさ」が蓄積した結果としての"無理"だったんじゃないかとは思うけど、理解できないのでここに関しては何も言えません。
男性的には「リュックにお守りを着けているだけで振られるなんて…」と思うでしょうが、慰めの言葉を掛けるならば、「全女性がそうというわけではない」ですし、冷める前に「それ、苦手だからやめてほしい」と声を掛けてくれる女性もいると思います。まあ、掛けるまでもなく冷めたということは、無理な部分を頑張って直させてでも一緒にいたいと思える要素が、残念ながらなかったということかもしれませんが…
男性に『男性性』を求めるが故に/男性の過度な『男性性』を垣間見て無理型
「なぜ男性に比べ、女性は些細なことで理不尽に振るのか?」ということについて考えた時、「男性はステレオタイプな女性像を求めるが、女性は必ずしもそうではないから」が挙げられるんじゃないかと思いました。
わたしのイメージかもしれませんが、「勝ち気でたくましくて、いつも食事をおごってくれて(だけの経済的余裕があって)プライドが高い女性」を求める男性って、あまり多くないように思いませんか?(そんな人があまりいないというのもあるけど)
あからさまに「大人しくて優しくてか弱くて美しい」みたいな、ステレオタイプな女性像ど真ん中を求める男性ばかりでもないとは思いますが、ある程度、「朗らかで精神・肉体共に健康的で、かわいらしい/美しい」みたいな、うまく言えないけど、女性に求める要素の方向性はある程度決まっているような気がするんです。
しかし、女性には「男なんだから思想(=ステレオタイプな男性像を求める)」を持つ人と、「男女対等思想(=ステレオタイプな男性像を求めない)」を持つ人がいるように感じます。
男なんだから思想を持つ人は、
・食事を奢ってもらうこと
・かっこいい車で送り迎えしてくれること
・スマートに自分をエスコート(女性扱い)すること
などを相手に求めるでしょう。とりわけどの面を重視するかは人にもよるでしょうが。
対して男女対等思想を持つ人は、
・食事は割り勘でもいい
・車がなくてもいい/別にかっこよくなくてもいい
・エスコートしなくてもいい
っていう感じだと思います。
前者は「男性らしい」行動をしない人を"無理"と判断し、後者はあからさまに・恩着せがましく「男性らしい」行動をされたり、かっこつけている様を示されると"無理"と判断するんじゃないかな、と感じました。
ただ、必ずしも二分化できるわけではなく、どちらの要素も併せ持った中庸型の人もいるだろうとは思います。
男なんだから思想を感じる具体例は、
・デートプランを考えてくれていなかった
・車がダサかった
・誕生日プレゼントがUFOキャッチャーで取ったマニキュアだった
男女対等思想を感じる具体例は、
・年上の男性とダーツに行って、初心者の自分が勝ち続けたところ「1回でいいから勝たせてくれ」と言われた
・ドヤ顔でリフティングを見せつけられた
とかですね。男なんだから思想、意気揚々と書いたもののあまりなかったな。
男女対等思想っていうよりか、「かっこつけるのがダサい」「自分がいつも上でいないと気が済まない器の小ささが無理」みたいなことなのかな~。書いていて迷子になってしまいましたが、次に行ってみましょう。
ダサくて無理型
これは豊富でしたね。2番ともちょっとかぶりますが、「かっこつけている様」「ロマンティックなシチュエーションを演出する様」「服」「しぐさ」など、ダサさは多岐にわたります。
例
・ボーダーの服にストライプのシャツを羽織る
・告白する前にファンモンの「告白」を流す
・ベルトのバックルがめっちゃデカいユニオンジャック
・洋楽しか聴かないってイキってたのにカラオケではEXILEしか歌わない(しかも二人称の部分を彼女の名前に変える)
などですね。ダサいやつ、多かったな~~。演出系は『サムい』ともいえそうですが、シチュエーション演出系を喜ぶ人、いるんだろうか…
生来の習慣が無理型
例
・ご飯の食べ方が汚い
・店員さんにタメ口(これはかっこつけてたのかも?)
・支払う時お金を投げる
まあなんというか、"育ち"的なね…これはわたし的に些細なことではないと思うし、どれか一部分でも見えると、あ~ほかのところもだめなんだろうなと思ってしまって無理になる気持ちもわかる。
やる気満々で無理型
下ネタなのであまり詳しくは書きませんが、性欲がモロに出すぎとかそういうことですね。付き合ってすぐなのにいきなり温泉旅行に誘われるなどがありました。付き合ってすぐ家に呼ばれて別れた話、聞いたことあるな…
以上でした。2番に体力を使いすぎて後半簡素でしたけど、1番以外は大体『わかる』と思いました。
女性は男性に比べて見栄を張ったり自分を大きく見せようとするシチュエーションが少ない気がするし、男性の場合は女性がやる気満々でもあまり弊害がない気がするので(偏見)、男性が1・2・5番を要因として振ることはあまりない気がするけど、3・4番においては結構ありえるんじゃないかと思うし、些細なことではないと思います。
彼女が初デートに原宿ファッションをしてきたりギャルファッションだったりキティちゃんジャージ上下で来たら、結構別れも視野に入りそうだけど…ご飯の食べ方汚かったりね。んなこたないんだろうか。
全体的に他人から見たら「頑張っててかわいいじゃないの…」と思うこともあったんだけど、そこらへんは個人差がありそうです。あと、相手への思い入れ具合かなあ。
思ってたより長くなってしまい体力が尽きましたが、勉強になりました。皆さんもよかったら感想を聞かせてください。ではまた…