穂村弘

わたしは穂村弘という歌人がすごく好きで、特に彼の書くエッセイが大好物なのですが、彼のふんわりとした文体を読み続けていると、なんだかだんだん食あたりみたいになってくるんですよね。間違いなく面白いし笑えるんですが、なんだかこう……固い文章を読みたくなる。もうめちゃくちゃ固い煎餅みたいな、気合い入れて噛まないと咀嚼できないような、そういう文章が読みたくなります。マシュマロ食べすぎて胸焼けしたみたいな感じ。それくらい穂村さんの文章は脱力して読めるということなんでしょうが……。

穂村さんは本を読む限りかなりのダメ人間なのですが(例:ベッドで寝ぼけながら菓子パンを食べてベッドをパンかすまみれにする)、しっかり結婚もしていて、なんだかそれが腑に落ちない気持ちと、「超わかる、近くにいたら絶対好きになる」という気持ちがわたしの中で両立し、ふらふらしています。なぜ結婚してることに違和感を抱くんだろう、「いや〜俺モテないから」と言う人にしっかりパートナーがいると微妙な気持ちになる、みたいなことだろうか。"モテ"とパートナーの有無はかなり別問題のような気はするけど……。しかし男性にキュートと言うのはあまりよくないと聞きますが、穂村さんはとてもキュートな人だなといつも本を読んでいて思います。

ちなみにわたしのイチオシは「世界音痴」というエッセイです。学校の図書館にも確かあったし、穂村さんのエッセイはたくさん持ってるので、もし興味がある人がいれば声を掛けてください。

 

さて、見続けてきた仮面ライダー555もいよいよ38話くらいまで来ました。このところずっとだれていたというか、いまいち集中できない回が続いていましたが、急に超展開になってきてウキウキしています。結構ストーリー(というか、話の作り方というか……)が雑ではあるけど、子どもたちは色々と理解して見てたんだろうか?すべて見終わってから改めて感想を書こうと思います。

 

定期的にお金の計算をして「お、思ったよりない……」と感じ大焦りする、みたいなことをやっているのですが、今日もそれをやって大焦りしました。焦ったところでないものはない(というか、なくはない)のですが、イマイチいくら貯めれば「貯金がある」としていいのかよくわからないんですよね。1円でも残高があれば貯金は"ある"わけですが、そういうことではなく、自分はいくら貯まったら満足できるのか、お金の心配をせずに安心して暮らせるのか、が皆目見当もつかない。わたしはなんの目的もなく、ただ漠然とお金を貯めているので、5万貯まったら10万欲しいし10万貯まったら15万ほしい、って感じで、一向に貯金をやめられる日が来ないんですね。お金はあればあるだけいいでしょうし貯金は悪いことではありませんが、かなり支出を絞っているので、目的もなく「あ!あるじゃん! 」と思ったタイミングで衝動的に消耗品を買ったり飲みに出たりするよりか、きちんと目的を持って貯めた方がいいだろうな、と思います。将来一人暮らししたいのでそのために貯めたいけど、それこそいくら貯めたらいいかわからないし、金額だけ漠然と決めても達成したらまた増やしてくなりそうだしなあ。かといって旅行に行きたい気分でもなく……。今のわたしに足りないのは好奇心とかやる気ですね。本は図書館で読めるしなあ。

でも「独り暮らしのため」と決めてなるべく多く貯める、としておくのはいいかもしれない。とはいえ大学生で体が自由なんだから、もっとお金を使ってすべきことがあるんじゃないかという説もあって、悩ましいですね。貯金しないで全部使っちゃうって人が羨ましいな……

最近バイト先で勝手に給与体系が変えられてたことがわかって、いつから変わったのかもわかりませんが、すごく腑に落ちない気持ちです。日によっては1000円以上お給料が減ることもあるし……辞めたとてまたクラウドソーシングで毎日3:00就寝はつらいので黙って続けるほかありませんが、なめられてる感じがして納得いかないですね。わたしが労働法のゼミとかに入ってなくてよかったね……

そんなところでした。眠くて朦朧としてきたので寝ます。お休みなさい。