雑文

何かしら書きたいがまとまって書きたいことがないので、ぽろぽろと最近のことを書きます。

 

クックパッドのプレミアムサービスが30日間無料なので登録してみたんだけど、人気順検索が本当に便利。わたしは料理が下手で大体いつも何かしら失敗するんだけど、人気のレシピに則って作ると、母の作る料理並みにおいしい…とはいかなくても、少なくとも食べられる味にはなる。せっかく作った料理があまり美味しくないと泣きたくなるか逆ギレしたくなる気持ちになるので、これで300円くらいならかなり安いのかもしれないと思った。しかし味付けはよくなってもお肉が焼けているかがいつまで経っても見極められず、博打の日々である。今のところ負けなしだ。

 

・最近本を借りて読み漁っている。穂村弘角田光代が異性のこと・恋愛のことについて往復書簡のような感じで代わりばんこにエッセイを綴っている「異性」という本を読んだんだけど、雑に読みすぎたのか世代のギャップなのか、いまいち共感や理解ができず、読解力が著しく低下してしまったんだろうか……ともやもやしている。しかしよくよく考えてみるとわたしは恋愛経験がほとんどないので、己の思う「普通」と世間、あるいは角田さん・穂村さんの語る「普通」との間に大きな乖離があったのかもしれない。何かわたしには重要な前提が欠落しているような雰囲気があった。それくらい腑に落ちないまま読み終えてしまった。実は近々で釧路に行くことになったので、地震や父の運転の恐怖から目を反らそうと活字で空白を埋めているだけで(わたしはいつも遠出になると最悪のケースみたいなものを想像してビビり散らかす)、普通に内容が頭に入ってないだけのかもしれないが。

 

地震に関連して、「30年以内に大きな地震が来る」とされている地域に住んでいる人々もきちんと地震を怖がっていることにしばしば驚く。生まれも育ちも東京で仕事も東京、という場合は急に生活拠点を変えるのも大変だろうから、怖くても住み続けるのはなんとなくわかる。しかしわたしの友人なんかは地震の話が出てから東京に行っているので、地震が怖くないたちなんだろうと思っていた。しかし「普通に怖いし震度4くらいでも怖くて号泣した。だけどいつ死ぬかわからないからこそ好きなことをやりたい」と言っていた。札幌で独立するだけでは気持ち的にダメだったんだろうけど、なぜ東京なのか。そんなに東京っていい街なんだろうか……と考えてしまう。今のところ東京に抱く良いイメージは、面白い博物館・科学館・美術館がたくさんあって、わたしの大好きなメープルマニアというお菓子屋さんやタピオカ屋さんがたくさんある、ということくらいしか思いつかない。高校生の時に東京に遊びに行ったことがあるが、楽しかったものの東京サイコー!住みたい!とまでは思わなかった。何より渋谷が怖かった。今改めて行けばその楽しさがわかるのかもしれないけど……。

ただ、ほとんどの心配は杞憂になると言い聞かせつつ、わたしもいつ死ぬかわからない分、毎日を最後だと思って、言いたいことはきちんと言うようにしている。東京にいても札幌にいても、死ぬときは死ぬ。

 

・昨日家に押し買い業者が来て、違法な手口だったので断って警察に連絡したんだけども、警察からきちんと折り返しの連絡があってびっくりした。びっくりするのも変だが、「市民の口コミ(?)なんぞ大して気にしないだろう」と思っていたので、ちゃんと動いてくれるんだなと思った。道警の選挙妨害(と言うべきか怪しいが)排除の件もあり警察への信用度が下がっていたけど、怪しいことがあったらきちんと報告した方がいいんだなと思った。

 

・望月衣朔子さんの「新聞記者」を読んだんだけど、権力に立ち向かうことの大事さを再認識した。しかし新聞記者という立場でありながらも止めることができないものというのもあるんだなと思い、やるせなくなった。「ひとつの場所に権力が集中しているとなんとなく良くなさそう」という気持ちでいつも野党に投票するんだけど、人はあまりそういう風に思わないんだろうか。何かしらで「権力者による不当な圧力」を感じることって生きてたらあるような気がするんだけど、まあ、長いものには巻かれていた方が楽ってことなのかなあ。

 

・権力に関連して……「権力」というと大袈裟だが、バイト先の給与体系が知らぬ間に変えられていたことにここ最近ずっと腹を立てている。計算がイマイチ合わないが、計算上はお給料が下がっているはずだ。そもそも下がってようが上がってようが通知もなく変えていい訳がないと思う。給与明細を見せてくれと言ってもちゃんとした明細を送ってもらえず(そもそも明細ではなく労働時間の集計だったし、画像がぼやぼやで読めなかった)、再度送ってくださいと言っても送ってもらえていない。一緒に働いている子は給与体系変更の事実を知ってもそんなに怒り狂っている感じではなくて、尚更わからなくなる。学生頼みの仕事なのにその頼みの綱の学生を、労働者を舐めてんのか?とわたしは割と怒っているので、一緒に働いている子、そして会社の担当者とのあまりの温度差に(わたしが変なのか)と焦る。気持ちだけ昭和のヤンキーなので、舐められたと思うとやたらキレてしまうところはあるかもしれないけど……(友達同士とか先輩後輩関係で舐めんなと思うことはまるでないのだが)。

かといってここで会社にかちこみに行けるような強い精神があるわけでもなくて、実際には(あまり強く出て仕事もらえなくなってもやだしなあ……)とウジウジしている。どうしたらいいものか……こういう時にちゃんとものを言える人になりたいんだけどな。同じ経験を5年ほど前から2〜3年周期くらいで繰り返している。

 

そんなところです。のろけについてまた書こうかと思ったんだけどいい加減しつこいのでやめます。おやすみなさい。