好きな女の子の話

高校のときに超好きだった女の子がいて、卒業式に「あやちゃんの言葉は"本当"って感じがする」って言ってくれたことがあったんですよ。私はその子のことが大好きだったからたくさん褒めていたような気がするんだけど、それが伝わっていたなら本当によかった〜〜!と思って、とても嬉しかった覚えがあって。さっき機会があって「あの時はありがとう。また会えたらいいね」とメッセージを送って、向こうからも好意的なメッセージが届いたんですけど、でも、たぶん会わないだろうなと。

なんか、昔好きだった人に今会ってみると全然好きじゃない、みたいな例を既に2連続で体験してるし、かつての友人に対して「たぶんわたしたちは本来(もしくは "もう")同じ世界線にいないんだな」って思ったことが結構あるんです。当時は好きだったから頑張ってついていっていた感じがするし、今でも彼女らのことは大好きだけど、「自分は今"正しく"振る舞えているのか」を思って息苦しくなる瞬間が、当時もありました。だからたぶん、今会っても同じことになるような気がします。わからないけど。だからきれいな思い出にしておいた方がいいのかなと思っています。少なくとも私の場合は、生きてる世界の異なる人と親しくすることがとても苦手なので。

 

変わったのは私なのか、相手なのか、どちらもなのか。なぜ昔強烈に好きだった人ほど、時が経つと、どこが好きだったのか全くわからなくなるんですかね。決別できてよかったって思ったこともあるけど、会おうなんて思わないできれいな思い出にしておけばよかったな〜と思ったこともありました。後悔先に立たずですけど。

でも、彼女のお葬式には行きたいな〜。私が長く生きればですが。

 

それだけの話です。