攻殻機動隊SAC_2045を観た

Netflixで配信されている攻殻機動隊SAC_2045を一気見しました…ので、感想を書いておきます。多少ネタバレなので気にする方は見ないでください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

書きます。

プレステ3のゲームみたい

最近のプレステゲームをやるとリアルすぎて「映画みたいだ……」と思うことがありますが、アニメを見て「プレステのゲームみたいだ……」と思ったのは初めてでした。たぶんCGのせい。なぜPS4じゃないかというと、PS4のゲーム(私はほぼ実写のデトロイトをやった経験があるので、尚更……)はもっとリアルだからです。なのでPS3あたりにしました。序盤はずっと「このゲーム、なかなかチュートリアル終わらないな~そろそろ『〇ボタンで攻撃』みたいなメッセージが出る頃じゃないのかな~」という気持ちで見ていました。最初はアニメの方がいいかなと思ってたけど、見終わる頃には慣れてました。

さすがに人物の髪とかはなんかこう……ぬぺっとした感じですが(特に課長の髪)、少佐の造形は抜きん出た美しさでしたね。髪型があまり凝ってないから不自然さが少なかったのかもしれないけど……全体的に女性キャラは顔の作りが凝っている(というか、肉感的)感じがしました。イリヤ・クブシノブさんのイラストは元々好きだったのですが、動いても美しいですね……少佐のアイシャドウ(だよな?)の表現、きれいだったな。義体はメイクしなくて良いからいいですね。でもちょっと顔の造形や身体のバランスがちょっと幼すぎる気はしました。

プリン、要るか?

これプリンが出てきてからずっと思ってたんですけど、プリン、要りますか……?

私にとっての攻殻機動隊*1、登場人物*2がみんなシリアスでスマートでかっこいい、っていうイメージだったんですよ。いや、厳密には全員スマートではないかもしれないけど、なんていうか、ドン!!って立ち姿が並んだ時に壮観でクールでかっこいいし、バイオハザードミラ・ジョヴォヴィッチ的なかっこいい大人の女しか出てこないイメージだったんです。ていうか、全体的に大人しか出てこないイメージ。で、たまにハイパーキュートなタチコマが出てきてほっこりさせてくれる……みたいな感じだったんですよ。ある意味、"大人"しか出てこないから安心して見れていたみたいなところもあって……。その点、年齢的には知りませんが、プリンはちょっと浮きすぎだし、なんかこう、少なくとも私は、攻殻機動隊に萌えは求めてねえんだが……と思いました。

バトーさんに絡むシーンで上目遣いのカメラアップのところあったけど、ああいうのが欲しくて攻殻機動隊見てる人、いるのか??っていう。わかんないけど。単純にキャラクターとしても、あんまり好きじゃなかったです。まあそういうキャラなんでしょうね。

トグサがかっこよくなってる

トグサくんがCG化してかっこよくなっている気がしました。けど、昔から無精髭あんなに生えてましたっけ?きれいに剃りなさいよ!と思いつつ、離婚して指摘する人がいなくなったのを暗に示してるんだろうか……と思ったりもしました。バトー&トグサはやっぱり好きですね~。

 

って感じです。タチコマは相変わらずカワイイ。タチコマのストラップとか欲しいな……連れて歩きたい……12話が物凄い「え~~~!!!!」みたいなところで終わったので、早く続きが観たいですね。結構適当に見ちゃったので、もう一周したいな……面白かったので、みなさんもぜひ。ではまた。

 

2020/04/26 追記

pokonan.hatenablog.com

さっきこれ読んで、確かにな~と思いました。

実は「女性キャラがエロゲCGみたい」っていう感想、私も思ったんですが、これを書くと私がエロゲをやったことがあるみたいになっちゃってなんか恥ずかしいなと思って書かなかったんですよね……笑 まあやったことあるんですけど。でもとてもわかります。唇の質感は、イリヤさんの画風が元々そういう質感(プリっとした感じ)なので、しょうがないのかなとは思いました。あと、結局義体ってどんな身体でも良いと言えば良いわけなので、美しくしておいた方が相手を油断させられる(優位に働く)っていうこともあるのかな~と、良い方向に取ったりもしました。笑 まあでもやっぱ幼すぎるっていうか、あえて「ロリ」って表現は使わなかったけど、肩幅狭すぎ(華奢すぎ)だろ!とかは思ったりもしました。

本編見ながら他の人の意見を見たりもしてたんですが、「25年で人の価値観がそうそう変わるわけがない」「そもそも原作の時代にセクシズム的な概念(?)はない」みたいなコメントがあって、まあそれもそうかも、と思ったりもしました。まったく変わらないってことはないだろうけど、2020年になってもセクハラが横行していることを思うと、あながち間違いでもないかなと。問題視する風潮は強まってきているんで、総理大臣がセクハラしてくることはないかもしれないですけどね。だからといって表現物として正しい描き方なのか?と思うとよくわかりませんが。個人的にはその意見でなぜか腑に落ちた感があり、まあこんなもんかと思って見ていました。そもそも適当に見てた感あるんで、ちゃんと見たらもっと「は?」なところがあるのかもしれません。

てな感じで追記でした。

*1:といっても、少佐の人格も作り手によって変わるし、私もすべては追ってないのであくまでも『私の見た範囲での』でしかありませんが

*2:主に9課